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SAP S/4HANA は、デジタルビジネスのためのリアルタイム ERP スイートと位置づけられたSAPの第四世代ビジネススイートになります。インメモリープラットフォームのSAP HANA を基盤に構築され、SAP Fiori により、ユーザーの役割と業務フローに応じてパーソナライズされた、シンプルで直感的なユーザーエクスペリエンス(UX)を、あらゆるデバイスで体感することができます。
①(第一世代)1979年にリリースされたメインフレーム方式のR/2
②(第二世代)1992年にリリースされたクライアント・サーバー方式のR/3
③(第三世代)2004年にリリースされたERP6.0。この年、NetWeaverがリリースされ、SOAのコンセプトを反映した製品となっています。
④(第四世代)2015年にリリースされたデジタル・エコノミー社会のビジネスモデルを実現するS/4HANA
①2011年にIn-memory DBのHANAがリリース
②2012年にHANAの高速性、高度な分析機能を生かしてBW on HANAがリリース
③2013年にSuiteをHANA上で動かすSAP Business Suite powered by HANAがリリースされました。
④2014年に、Suite on HANAのアドインとしてのSimple Finance (会計機能のみ、データ構造/コードをHANADB向けに最適化した機能)
⑤2015年にS/4HANA(全てのモジュールのデータ構造/コードをHANADB向けにコードを最適化した)
現代では、デジタル化というのが、ITの重要な概念となってます。しかし、デジタル化は、IoTやモバイル・アプリケーション等、末端レベルでは成功しているものの、統合的なソリューション(基幹システムと末端システムをデジタル連携させる統合的なソリューション)は、未だ少ないのが現状です。それを、SAPはS/4HANAにより、実現しようとしています。
SAPのバリュー・マップにおいて、末端レベルのデジタルソリューション(「IoT、モバイルアプリ」、「Hybris」、「Ariba」、「Concurr」)と基幹部分のデジタルソリューション(S/4HANA)がシームレスに連携し、顧客に総合的なデジタルソリューションを提供しています。